ジャケ買い

Hirao club

2010年11月05日 23:14

今の会社(と言うより学校)で働く前、大学を卒業してフィルムやカメラを
扱っている会社に勤めていた。
写真が好きだったので、どうせ働くのであれば写真と関係する会社にと選んだ
訳である。
また当時、自分でも写真をよく撮っていた。Nikonの一眼を持って、ネガではなく
リバーサル(コダクロームかエクタクローム)で撮っていた。7年程でその会社を辞め、
今のところに転職したのだが、転職して写真もすっかりご無沙汰になり、撮ることにも
興味がなくなってしまった。
で、今日書きたかったことは、写真が好きだったわたしは、レコードの
ジャケ買いというやつをよくしたという事。ジャケ買いとは、アーティストや
その曲をまったく知らない状態で、ジャケットのデザインのみに惹かれて
レコードを買うこと。(ご存じだったら恐縮です。)
今ではCDになって、ジャケ買いなんてしている人は少ないだろうけど、その頃、
お気に入りのレコードのジャケットをポスター変わりに部屋に飾っていました。
いい写真とは「動いているように感じられる写真。更にいいのは、その背景にある
ストーリーを語りかけてくるような写真」と当時の先輩が言っていたことを思い出す。

お気に入りのジャケ

①Herbie Hancock/Speak Like a Child



逆光をいかしたシルエットや構図が素晴らしい。夢や希望が写真から感じられる。

②Archie Shepp Quartet/ フレンチ・バラッズ



高名なカメラマン、ジャンルー・シーフの作品。粒子の粗い、独特の
ファッション写真を撮る写真家です。曲もいいです。テナーサックスが
パリの雰囲気と溶け合って。

③Bill Evans / Jim Hall /Undercurrent



水中に浮かぶ長いドレスを着た女性。演出が秀逸。

関連記事