2007年12月01日
君に捧げるラブソング
NHKの衛星放送で「岡林信康ライブ in 日比谷野外大音楽堂 ~36年ぶりの野音~」を
観ました。巧みでユーモア溢れるMCを交え、還暦を過ぎたとは思えない素敵な岡林の声が
野音に心地良く響いた。革のジャケットを着て、最近のお馴染みの面々をバックに歌う岡林
は、どことなくボブ・ディランを彷彿させていた。
第1部はバンドスタイルでエンヤトットを披露。第2部は生ギターによる弾き語り(バックの
平野融のギターが素晴しい)。最後は、またバックが加わりエンヤトットで盛り上げてライブは
終わった。
いろんな曲を演っていたけど、「山辺に向かいて」「自由への長い旅」が個人的に好きで、
良かった。
「山辺に向かいて」
無理矢理 冬を生きてた
そんな気持ちがした
何かをひとつの色に 閉じ込めていた
いろんな顔を見せてよ まだ見ぬ俺の
たやすく決めつけないさ 自分の事を
めぐる生命の音が聞こえる
そいつに乗れば 素敵な事だろう
「自由への長い旅」
わたしがもう一度 わたしになるために
育ててくれた世界に 別れを告げて旅立つ
信じたい為に疑いつづける
自由への長い旅をひとり
自由への長い旅を今日も
しかし、一番好きな「君に捧げるラブソング」を歌ってほしかった。
これは、病床で苦しむ彼の親友を目の前にして何も出来ない自分のもどかしさを
綴った曲ある。
「君に捧げるラブソング」
悲しみにうなだれる君を前にして
そうさ 何もできないでいるのがとてもつらい
せめて君のために唄を書きたいけど
もどかしい思いは うまく唄にならない
君の傷みの深さはわかるはずもない
何かふたり遠くなる目の前にいるというのに
そうさ ぼくはぼく 君になれはしない
ひとり戦うのを ただみつめているだけ
何もできはしないそんなもどかしさを
逃れずに歩むさ それがせめてものあかし
いま書きとめたい唄
君に捧げるラブソング
「人のために何かする」とか「自分が他者を救える」とか軽々しく言う事は、
なんて傲慢でうぬぼれたことなんだろう。
岡林信康と吉田拓郎には頑張って欲しい。
なんせ彼らは私の「吉田松陰」なんだから。
岡林信康 BARE KNUCKLE MU
観ました。巧みでユーモア溢れるMCを交え、還暦を過ぎたとは思えない素敵な岡林の声が
野音に心地良く響いた。革のジャケットを着て、最近のお馴染みの面々をバックに歌う岡林
は、どことなくボブ・ディランを彷彿させていた。
第1部はバンドスタイルでエンヤトットを披露。第2部は生ギターによる弾き語り(バックの
平野融のギターが素晴しい)。最後は、またバックが加わりエンヤトットで盛り上げてライブは
終わった。
いろんな曲を演っていたけど、「山辺に向かいて」「自由への長い旅」が個人的に好きで、
良かった。
「山辺に向かいて」
無理矢理 冬を生きてた
そんな気持ちがした
何かをひとつの色に 閉じ込めていた
いろんな顔を見せてよ まだ見ぬ俺の
たやすく決めつけないさ 自分の事を
めぐる生命の音が聞こえる
そいつに乗れば 素敵な事だろう
「自由への長い旅」
わたしがもう一度 わたしになるために
育ててくれた世界に 別れを告げて旅立つ
信じたい為に疑いつづける
自由への長い旅をひとり
自由への長い旅を今日も
しかし、一番好きな「君に捧げるラブソング」を歌ってほしかった。
これは、病床で苦しむ彼の親友を目の前にして何も出来ない自分のもどかしさを
綴った曲ある。
「君に捧げるラブソング」
悲しみにうなだれる君を前にして
そうさ 何もできないでいるのがとてもつらい
せめて君のために唄を書きたいけど
もどかしい思いは うまく唄にならない
君の傷みの深さはわかるはずもない
何かふたり遠くなる目の前にいるというのに
そうさ ぼくはぼく 君になれはしない
ひとり戦うのを ただみつめているだけ
何もできはしないそんなもどかしさを
逃れずに歩むさ それがせめてものあかし
いま書きとめたい唄
君に捧げるラブソング
「人のために何かする」とか「自分が他者を救える」とか軽々しく言う事は、
なんて傲慢でうぬぼれたことなんだろう。
岡林信康と吉田拓郎には頑張って欲しい。
なんせ彼らは私の「吉田松陰」なんだから。
岡林信康 BARE KNUCKLE MU
Posted by Hirao club at 22:46│Comments(0)
│音楽