ゴルフについて2回目
「起こったことに敏感に反応してはいけない。
やわらくやり過ごすこと。」
「すべてのものを、あるがままに受け入れること。」
これは日本最高のアマチュアゴルファー、中部銀次郎氏の
言葉であり、また同時にゴルフの真髄を表す最高の表現である。
ゴルフにはラッキーなこともあれば、アンラッキーなこともある。
バーディーをとったからといって、テンションをあげない。ボギーを
叩いても落ち込まない。いちいち反応していたら身が持たない。
不運を嘆き悲しめば、自分の心が乱れ、その後の自分が自分自身で
なくなる。ミスや、思い通りいかないのは必然であり、それを怒るのは
自分を過大評価しているからである。
次に起こることは、誰もわからない。何が起こってもなんら不思議ではない。
だからあらかじめ心の準備が必要である。
なるべく喜怒哀楽を出さず、淡々とし、一定のテンポで歩き、何が起こっても
平静な雰囲気を演じる。
ゴルフだけではなく、日々の生活のなかでもそのようにできるよう
努力したいと思っている。