2008年06月23日

ソウルミュージック

 私の心のハードディスクに、びっしり入っている60万曲を検証する
 「私的音楽回顧録」の14回目。
 前回「モータウンレコード」を紹介しましたが、それと並んで重要な
 「ソウルミュージック」の数々です。

 ■Booker T. & The MG's
  リーダーのブッカー・T・ジョーンズのオルガンを中心に鋭いテレキャスターを  
  弾くスティーブ・クロッパー、パワフルベースのドナルド・ダック・ダン、美しく
  エネルギッシュなドラマーアル・ジャクソン。彼らは「スタックスレコード」の
  ヒット曲のバックを殆ど務め、自分達もインストゥルメンタル曲でヒットを出した。
  
 ■オーティス・レディング
  史上最高のソウル・シンガー。とにかく声がいい。ジャンプ・ナンバーの乗りの
  良さ、スローバラードの説得力。「トライ・ア・リトル・テンダネス」の盛り上げりは
  全身震えがくるほど素晴しい。また「ドック・オブ・ザ・ベイ」を聴くと、心の中に
  たまったゴミが落ちていくようだ。

 ■アレサ・フランクリン
  クーイン・オブ・ソウル。女性シンガーの中では最高のシンガー。
  「リスペクト」「ナチュラル・ウーマン」「チェイン・オブ・フール」など
  その後に出てきた女性ソウルシンガー達に多大な影響を与えている。

 ■ジェィムス・ブラウン
  ひと言で言うなら”ファンキー”。一節の繰り返しとか、独自の絶叫で
  興奮させてしまう彼のエネルギーの凄さ。ダンスと歌の迫力と見事な
  バンドのアンサンブルとすべて結び付け、J・Bしかできない音楽を作り
  上げている。マイケル・ジャクソンもプリンスもすべてJ・Bのショウから学んでいる。

 その他サム&ディヴ、ウィルソ・ピケット、カーティス・メイフィールド。

  


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Posted by Hirao club at 01:38│Comments(0)音楽回顧録
 
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