ちょっと遅くなりました、11月に読んだ本たち。
①
コンサルタントの「質問力」・・・・・・野口吉昭
会議で質問したいがなかなか聞けない。また的外れな質問をするお馬鹿さんが
いる。優れた質問力は、多くのビジネスに求められている。
著者曰く、
いい質問は、いい空気を作るし、いいコミュニケーションを作る。
いい質問は、相手を元気付けるし、楽しくさせる。いい質問は、相手を動かし、
成果を出すプロセスを作る。
確かに、質問を聞けばその人のレベルが分かるというものだ。
この本は、「質問力」を磨き、仮説力・本質力・シナリオ力を
ビジネスに活用できるヒントになる。
②
野村再生工場 ・・・・・・野村克也
野村監督の人材育成論。ボヤいても、限られた人材で勝負する。
我々は人間と仕事している。機械と仕事している訳ではない。
いかに「気付かせ」、そして「考えさせ」、結果を出させて、成長させる。
それが本人の為になり、組織の為になる。
しかし、人を叱り、褒め、教えていくことは難しいが、自分の成長にもなる。
③
夜中の薔薇 ・・・・・・向田 邦子
子供の頃大好きだったドラマの脚本はすべて向田 邦子だった。
「七人の孫」、「時間ですよ」、「寺内貫太郎一家」 そして、
大人になっても彼女のドラマが好きだった。
向田さんの脚本のドラマは、観た時の年齢によって感じ方が違うと思う。
どのドラマも、それぞれの年齢の人の心に響く。
最近彼女の本を読むようにしている。この本も印象に残る本であった。
「長い人生でここ一番と言うときにモノを言うのは、ファッションでなくて、ことばではないのかな。」
う~ん、するどい!温かくやさしい言葉が満載。