2008年12月07日

本はともだち(11月)

 ちょっと遅くなりました、11月に読んだ本たち。

 ①コンサルタントの「質問力」・・・・・・野口吉昭
   会議で質問したいがなかなか聞けない。また的外れな質問をするお馬鹿さんが
   いる。優れた質問力は、多くのビジネスに求められている。
   著者曰く、
   いい質問は、いい空気を作るし、いいコミュニケーションを作る。
   いい質問は、相手を元気付けるし、楽しくさせる。いい質問は、相手を動かし、
   成果を出すプロセスを作る。

   確かに、質問を聞けばその人のレベルが分かるというものだ。
   この本は、「質問力」を磨き、仮説力・本質力・シナリオ力を
   ビジネスに活用できるヒントになる。

 ②野村再生工場 ・・・・・・野村克也
   野村監督の人材育成論。ボヤいても、限られた人材で勝負する。
   我々は人間と仕事している。機械と仕事している訳ではない。
   いかに「気付かせ」、そして「考えさせ」、結果を出させて、成長させる。
   それが本人の為になり、組織の為になる。
   しかし、人を叱り、褒め、教えていくことは難しいが、自分の成長にもなる。

 ③夜中の薔薇 ・・・・・・向田 邦子
   子供の頃大好きだったドラマの脚本はすべて向田 邦子だった。
   「七人の孫」、「時間ですよ」、「寺内貫太郎一家」 そして、
   大人になっても彼女のドラマが好きだった。
   向田さんの脚本のドラマは、観た時の年齢によって感じ方が違うと思う。 
   どのドラマも、それぞれの年齢の人の心に響く。
   最近彼女の本を読むようにしている。この本も印象に残る本であった。
  
  「長い人生でここ一番と言うときにモノを言うのは、ファッションでなくて、ことばではないのかな。」
   う~ん、するどい!温かくやさしい言葉が満載。

      


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Posted by Hirao club at 17:31│Comments(0)
 
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